3打差6位から出た松山英樹が、ボギーなしの1イーグル5バーディで大会自己ベストの「65」をマーク、通算11アンダーで単独首位に立った。後続に4打差をつけ、10回目の出場で日本勢初となるメジャー初制覇へ前進した。

12番(パー3)まで3つスコアを伸ばしてトップに並ぶと、15番(パー5)で3日連続となるイーグルを奪って抜け出した。日本人選手がマスターズで首位に立ち、最終日最終組を回るのは初めてとなる。


松山のハイパフォーマンスを、米ゴルフ専門メディア『Golf Digest』も絶賛だ。「すべての視線はヒデキに注がれる」と銘打った速報記事で、次のように29歳を評した。

「ヒデキ・マツヤマが混戦から一気に抜け出した。雷雨でのインターバルを経て状況は急展開を見せる。ヒデキが12番のバーディでローズに並び、一気に突き放したのだ。13番は3パットに終わったものの、鮮やかだったのが15番。セカンドショットをピン傍に見事につけてイーグルを奪取してみせた。ついにヒデキの時代が来たか? マジカルで信じられないラウンドだ。

 そこから立て続けにバーディを決めて11アンダーに到達。18番はティショットをフェアウェイバンカーに入れてセカンドショットもグリーンを捉えられなかったが、ここでもしっかりリカバーしてパーをセーブした。まさにクレイジーな快進撃を披露し、日本人選手として初のマスターズ単独首位に立ったのである」


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